映画『CASSHERN』、0点。
これが結論。

役者さん達は、皆良かった。
ルナ(麻生久美子)、良かった。
要くんのアクション、ベリー・グッド!

そして、唐沢さん、最高。
自身もアニメのファンである彼の気迫は、格別だった。
その目が、熱く、燃えていた。

特撮、CG、アクション、文句なし。
アニメのあのシーン、必殺技が、再現されている。
ツメロボの行軍シーンもね。
後で聞いたが、この部分は絵コンテから、監督以外のプロが任されていたらしい。
素晴らしい出来だったと思う。

役者、スタッフともに、最高のメンバーだった事がうかがえる。

でも、この映画は 0点。

それは映画の柱である、脚本、カメラ、監督が、
スペシャル・マイナス100点だから。
テーマだって、オリジナルに通じたものである、そう言うのだろう、
それも、理解できるよ。奥さんが泣いた、なんてコメントしてて、
これで感動しなきゃ人じゃない、みたいな、裸の王様、やってりゃいいさ。
感動どころか、はっきり言って、不快感しか残らない。
自分が観せたいモノをつくったまでで、
観る側の事を、全く無視した作品だからだ。
みんなが何を観たくて劇場に足を運ぶのか、
映画であるなら、それを第一に考慮するべき。
この監督の姿勢には、観客を、ファンを、馬鹿にしているようにすら感じられた。

画面が斬新だって言うけど、ぼくはみんな、別の作品で観たことあります。
ただ、過剰にコテコテにしただけでしょう?新しさは感じなかった。

この監督に対しては、真っ向勝負、
全否定の立場は崩しません。
今現在、怒りの感情すら沸き起こっています。

この監督の映画は、もう二度と観ません。

また、つくれたら、だけど。

唐沢さんも、正直、満足してないよ。
きっと、不満、隠してるよ。間違いない。

これだけの作品、
雨宮監督(ゼイラム、ハカイダー)が撮っていたなら・・・。

結論
「キャシャーンが好きな人は、CASSHERNを観てはいけない。」
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コメント

晶

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