冬の晴れ間

2005年12月31日 エッセイ
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 すきとおった青空に
 一瞬ふいに淡雪が舞う。
 羽毛のように
 ふわふわとゆっくりと、
 目の前を横切って
 地面直前で消えていく。
 姿の見えない雪の鳥、
 果たしてぼくの足元から
 飛び立ったのか
 舞い降りたのか。
  
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晶

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