映画「ワイルド・フラワーズ」

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　「期待してて下さい。
　　何よりも大切なものは
　　ハートだってこと、
　　証明してみせますよ。」

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　まず最初の印象。
　とても真面目に製作された
　プロレス映画であるということ。

　研修医から突然、
　女子プロレスの社長にされてしまう、
　青年役の岡田義徳も、
　最後は、とても熱いハートを見せてくれる。

　この映画の事は、かなり以前から知っていたけど、
　色物的な仕上がりになっていたら、
　観た後での後悔が、ぼくの中で
　他の普通の映画とは比べものにならないくらい
　大きいだろうことが予想されるため、
　しばらく手を出せずに躊躇していたのが本心である。

　この映画には、
　アストレスを中心として、
　引退したキューティー鈴木選手や、
　ブラディー、藪下、ファング、乱丸、香川選手等
　実際の女子レスラーが大勢出演している。
　ぼくは、吉本興業のアストレスに対しては　
　正直ずっと疑問であった。
　この映画に対して躊躇した理由はそこにもある。

　だが、観終わった後の感想は、　

　観て良かった、である。

　アストレスについても
　この映画を観て、初めてその存在意義を
　認められるような気がした。

　そして、この映画を、
　プロレスを知らない人達にも、
　多く観てもらいたいと思った。
　この映画をきっかけとして、
　是非、本物のプロレス会場へと
　足を運んでもらいたい。

　そこにはきっと、
　この映画以上の興奮と、感動と、
　熱いハートの魅力があふれている。

　これは、絶対です。
　保証します。

　プロレスに興味のない皆さん、
　騙されたと思ってでもいい、
　まずは、この映画を観て下さい。

　お願いします。

　そして、何かを感じたならば、
　もう一度、騙されたと思 って 、
　プロレス会場へ。

　是非、お願いします。

　あなたのハートに、
　必ずや、
　何かが残る事でしょう。
　絶対です。
　保証します。

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　「プロレスとは、
　　立ち向かっていく姿を
　　見せるもの。

　　何か自分より大きなもの、
　　理不尽な現実や、
　　運命に立ち向かっていく、
　　そんな姿を見せるもの。
　　
　　そうした立ち向かっていく姿を
　　見せる事にこそ、
　　勝ち負けを超越した
　　プロレスの本質が
　　あると思うのです。」

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　ー映画「ワイルド*フラワーズ」

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