心の振幅

2004年9月16日 エッセイ
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 クリエイティブな
 インスピレーションが
 深いところで繋がっているということは、
 いろいろな物事を受け止める
 感受性についても、
 根本は繋がっているということだろう。
 音楽を聴いて感動する心、
 絵画を見て感動する心、
 物語に感動する心、
 自然に感動する心、
 スポーツを観て感動する心、
 他人の言葉や行動に感動する心。
 こうした感動力というべきものは、
 ひとつの物事に
 大きく感動するようになると、
 他の物事に対する感動力も
 Upするような気がするのである。
 何かに激しく感動することで、
 感動力全体の
 底上げが起こるというか。 
 
 そういえば、
 ぼくはこの日記を始めてから、
 それまで何気なく
 通り過ぎてきたような事柄に
 結構いろいろと気がいくようになって
 心が動くようになってきている。
 なにか、そんなように感じる。
 そして、
 うれしいときには、よりうれしく、
 悲しいときは、より深く悲しく、
 そう感じるようになった気がする。
 心が大きく揺れるようになった、
 感情の振幅が大きくなったと
 感じられるのだ。

 そうすると、
 悲しいときには辛さが増すけど、
 振幅が小さくて、
 うれしいのと悲しいのの差が
 あまりないような平坦な毎日を送るよりも、
 感情の振り子を
 ガンガン揺らしていった方が、
 一日一日が濃くなって
 お得な感じが、なんかするけど。

 ここで日記を書き始めて
 ぼくはそういう風に感じています。
 ここには、もう何年も日記を書いてる
 大先輩が沢山いるけど、
 他の皆さんは、どうなのかなぁ?

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コメント

晶

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