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 プロレスは最強である。              

 これまでも、今も、
 そして これからもずっと、
 ぼくは このことを 決して疑わない。
 しかし、
 新日本プロレス、そして「無我」の
 西村修選手に言わせれば、
 最強うんぬんよりも まず、
  
 プロレスは”最高”である。
 
 ということになる。

 西村選手のこの、              
 「プロレス最高論」に、
 ぼくは また、
 激しく同意するものである。

 PRIDE、K1、アルティメット、バーリトゥード。
 主に、人間に残された
 本能の野獣性のみでぶつかりあい、
 ただ相手をぶちのめすためだけに、
 顔面を蹴り、殴り、腕を折る
 これら総合格闘技に対して、
 プロレスラーは
 ひとりの人間として、
 その全てを表現し、伝えるために
 リングに上がり、闘っている。
 プロレスには、
 闘う者の 喜怒哀楽 が詰まっており、
 それはまさに、人生そのものである。
 そしてさらに、
 多種多様、無限に進化する
 プロレス・テクニックを駆使して、
 人々に感動を生む
 ”世界最高”のスポーツなのである。

 プロレス会場でよく見られるような、
 リングの上と観客が 一体となった、
 あたり一面、轟かすような熱気は、
 総合格闘技の大会で生まれることはない。
 野獣同士の闘いを 
 檻の外から眺めるような大会では、
 そうした一体感が生まれるべくもないからである。
 闘いの経緯や因縁を、
 いくらマスコミが付け足したところで、
 マットの上から、プロレスのような
 人間ドラマが見えてくることはない。

 プロレスの素晴らしさは、
 総合格闘技などでは味わうことのできない、
 最高の感動にある。

 「KING OF SPORTS」
 それが、プロレスである。
 
 全日本プロレス社長の
 武藤敬司選手は いつも、
 プロレスの芸術性を訴えてきた。
 プロレスの試合は どの試合も、
 一試合一試合が、
 選手と観客が一体となって つくりあげる、
 「作品」なのだと。
 
 「プロレス LOVE」
 それは、レスラー、観客、
 皆の合い言葉。

 最高の作品をつくりだすためには、
 最高の選手はもちろん、
 最高の観客が必要である。

 さあ 今日も、
 最高のスポーツ、
 プロレスを味わおう。

 リングの上と一体になり、
 最高の作品をつくりあげ、
 最高の感動を味わうために、

 魂込めて

 最高の応援を送り続けよう。

 今日も、

 明日も、

 これからも ずっと。

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晶

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