ひとり

2004年8月14日 エッセイ
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 ひとりは 静かだ。          
 ひとりで過ごす時間は 長い。        
 ひとりで過ごす時間は 濃い。      
 何をしてもいい。
 どれだけ眠ってもいい。
 そう思う程に、
 たいして何もしない。
 ほとんど眠れない。
 時間を持て余すから、
 本を読む。ビデオを観る。
 だけども、別のことを考えてたりで。

 ひとりを意識できてるっていうのは、
 それだけ余裕が出てきたってことかな。
 いっぱいいっぱいのとき は、
 そんなのちっとも意識してないから。

 でかけるのはいい。
 人を見てるだけでもいい。
 時間が早く過ぎるし、
 余計なことを考えなくていい し。
 
 人と会うのはもっといい。
 人と話すのはいい。
 人と会うのには 勇気がいる。
 人と話すのには 労力がいる。
 だけども いつも、
 会ってよかった、話してよかった、
 って そう思う。
 
 ひとりは 楽だ。
 人と一緒は 大変だ。
 ひとりは 苦痛だ。
 人と一緒は 安心だ。

 人づきあいが あんなに苦手で、
 救いようないほど 下手クソなくせに、
 やっぱり 人が 好きなのかもしれない。
 
 うわ、字にして見たとたん、
 あちこちムズムズして、とっても落ち着かない気分。
 そんな、宣言するほどの、カッチ リ した感覚じゃない。
 やっぱ、訂正。
 そんな気持ちになるときもある、
 ってくらいのことにしとこう。
 
 ひとりでも、全然平気。
 全然、大丈夫。
 さ、今日もツタヤ行くか!

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晶

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