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朝がくるのを
ひたすら待ったが、
もう朝なんて、
どうでもいいんだ。
今はただ、ただよっていたい。
この夜のつづくだけ、
この夜の果てまでも。
夜は嫌いじゃない。
眠らなくていいのなら、
夜はちっとも苦痛じゃない。
朝はまぶしい。
昼はうっとおしい。
夜の深さが、
夜の平坦さが、
すっかり、この身に
なじんでしまった。
朝はやってこない。
空が青くても、雲が白くても。
この身は今でも、
夜の海の中。
寄せては返す 夜の波に、
静かに これからも
ゆられているだけで。
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朝がくるのを
ひたすら待ったが、
もう朝なんて、
どうでもいいんだ。
今はただ、ただよっていたい。
この夜のつづくだけ、
この夜の果てまでも。
夜は嫌いじゃない。
眠らなくていいのなら、
夜はちっとも苦痛じゃない。
朝はまぶしい。
昼はうっとおしい。
夜の深さが、
夜の平坦さが、
すっかり、この身に
なじんでしまった。
朝はやってこない。
空が青くても、雲が白くても。
この身は今でも、
夜の海の中。
寄せては返す 夜の波に、
静かに これからも
ゆられているだけで。
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