時計

2004年8月10日 エッセイ
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 時計はいい。      
 昼の2時と、夜の2時の、
 区別がないのが 実に素晴らしい。
 昼だろうが、夜だろうが、
 時間なんてものは、
 流れていくだけの ただの数値だ。
 空にあるのが、月か、太陽かなんて、
 そんなことには おかまいなしに、
 淡々と刻まれる おんなじリズム。
 だから、時計は 素晴らしいんだ。
 時の流れに 忠実に過ごそう。
 時のスピードに 従順に従おう。
 太陽や月に 惑わされないで、
 己の 中 の時計を合わせろ。
 カウントは全て、
 そのスピードで 進むのだから。
 
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晶

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