中毒2

2004年7月14日 エッセイ
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 ぼくは中毒患者だ。                
 ぼくは笑顔の 中毒なんだ。             
 ぼくに向けられた 笑顔があれば、           
 どんな痛みや辛さであっても、           
 スーッと引いていく 感じがするんだ。         
 
 けれども、ぼくに 向けられた顔から
 笑顔が消えて なくなると、
 激しい苦痛の禁断症状が襲ってくる。
 だから、
 痛みで遠くなる 意識の中で
 ぼくは必死で 君の笑顔を
 呼び戻そうと もがいているんだ。

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晶

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