ぼくはぼくでできている、
そうおもっていた。
だれの子だって、
だれといたって、
ぼくのすべてはぼくである。
ぼくのからだも、
ぼくのかんがえも、
みんなぼく自身のもの。
だって、ぼくはぼくなんだから。

そうして、いつしか、
ぼくは、キミといた。
それから、いつでも、
ぼくは、キミといる
キミが望むぼく、
キミに見せたいぼく、
キミのためのぼく。
そんなぼくが、
パズルのようにくみあわさって、
いまのぼくはできている。
キミでできたぼく。
それがこのぼく。

ぼくはぼくである。
これまでも、
これからも。
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晶

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