永遠の記憶

2004年5月24日 エッセイ
何となく流してたラジオで、
フミヤがしゃべっていた。
最初は適当に聴いていたから、
正確じゃないけど、たぶん、
こんなことを言ってたようだった。

 記憶っていうのは、大勢で共有してるものから、
 2人だけの記憶、自分ひとりの記憶まで、
 いろいろな形で存在する。
 もう会わないであろう人とのことだって、
 その人と自分しか知らない、
 2人だけの記憶っていう形で存在している。
 今はどうであろうと、
 その記憶は2人だけのもの。
 そのうち相手が、この世からもう、
 いなくなってしまったら、
 その記憶は、自分ひとりだ け のものになる。
 そうして自分も、いなくなってしまったら、
 その記憶ってのは、もう、
 永遠になるんじゃないだろうか。

とすれば、そうした永遠になった記憶たちが、
どこかにたくさん、あふれて満ちていることになる。
それが、この世じゃなかったとしても、
きっと、人の心に近い場所に。

願わくば、
優しい記憶が
満ちあふれますように。
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コメント

晶

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