実際のスポーツの
試合やスパーリング、ゲームより、
ジムでの個人トレーニングが、
筋肉や体調の維持、鍛錬に
効果的なように、
相思相愛の恋愛よりも、
片思いの方がずっと、
心の健康に効果があるのではないか、
これがぼくの説である。

片思いは、自分のペースでコントロールできる。
片思いは、ダメージや傷を受けない。
片思いは、純粋に心が震える。

「恋愛は全て片思いである」とも言う。
たとえ両思いであっても、結婚してても、
どちらかは必ずいくぶん片思いである。
思いの強さが全く同じではないのだから、
必ずどちらかが、ちょっぴり切ないのである。

最近は、何かのスポーツ競技のためではなく、
純粋に自分の身体の欲求として、
ジムワークに汗を流す人が増えてきている。
身体を鍛える、そのこと自体が気持ちよく、
自らの活力となっていくから。

ならば、特に恋愛の成就を目的とするのではなく、
自らの活力としての片思いを、
もっと奨励したらいいのではないかと思う。
もっと純粋に心を震わせて、鍛えよう。
ハートにゴロ寝をさせちゃいけない。
ハートを震わせ、心の汗をどんどん流そう。
もっと切なく、キュンキュンしよう。
試合じゃないんだから、
力まず、悩まず、黙 々と。
自分と相談しながらね。
純粋なハートの振動で、細胞を活性化しよう。

片思いのススメ。
それは、自分をもっと生き生きと
輝かせるための、トレーニングのすすめ。
試合の準備ではなく、自らの活力のために。

レッツ・エンジョイ・片思い!!

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晶

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