顔を上げたら、
2004年1月6日顔を上げたら、
正面に月があった。
冷気に満ちた、冬の澄んだ空気の中で
やけにはっきりとした大きな月。
不意をつかれて面食らったけれど、
しばらく見ていたら、
ただそれだけで
今日が救われたように感じた。
そんな一日。
今ここにいるぼくも、
太古より月の光を受けながら
進化を続けてきた、
地球上の生命の一つである。
月の光に何かを感じるのも、
そんな理由からだろうか?
そんな事も考えた。
電話なんてなかった時代は、
相手の事を想って月に語りかけていた。
相手もこの月を一緒に見ている、
そう信じて、月を眺めて心を震わせた。
携帯電話を持たないぼくは、
今の時代でも、ほんの少しだけど、
そんな気持ちを味わう事ができる。
数字で繋がった、電波を通じて
伝わる情報は多いだろうけど、
伝わらないものも、あると思うから。
月見の時期でもないけれど、
唐突にそんなことを考えてしまった。
まあ、そんな夜もあるよ。
正面に月があった。
冷気に満ちた、冬の澄んだ空気の中で
やけにはっきりとした大きな月。
不意をつかれて面食らったけれど、
しばらく見ていたら、
ただそれだけで
今日が救われたように感じた。
そんな一日。
今ここにいるぼくも、
太古より月の光を受けながら
進化を続けてきた、
地球上の生命の一つである。
月の光に何かを感じるのも、
そんな理由からだろうか?
そんな事も考えた。
電話なんてなかった時代は、
相手の事を想って月に語りかけていた。
相手もこの月を一緒に見ている、
そう信じて、月を眺めて心を震わせた。
携帯電話を持たないぼくは、
今の時代でも、ほんの少しだけど、
そんな気持ちを味わう事ができる。
数字で繋がった、電波を通じて
伝わる情報は多いだろうけど、
伝わらないものも、あると思うから。
月見の時期でもないけれど、
唐突にそんなことを考えてしまった。
まあ、そんな夜もあるよ。
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