メリー・クリスマス。
何だかんだと言っておいて、
昨日もう、クリスマス・ケーキを食べてしまった。
コンビニで受け取れる、地元有名店のクリスマス・ケーキ。
見た目はブッシュド・ノエル(丸太型)。
そこに小人がどんじゃらほい。
おもちゃの斧まで刺さってました。
たぶんそのケーキ屋で直接買うのとほとんど同じだろう。
丁寧な作り。
中はいくつかの味のムースが層になっていて、
スポンジはほとんどなし。
ムースは、最近流行のキャラメル味に、砕いたナッツ、
プリンやカラメル?コーヒー?の味もしたような・・・。
ケーキと言えば、スポンジ生地に生クリーム、
ムースやババロア、ゼリーとかはケーキじゃないだろ?
という頑固な主張を持つぼくなのでありますが、
・・・・・すみません。
とっても、おいしゅうございました。
最近のケーキは、クリスマス・ケーキといえど、
こんなことになっているんですね。
一日早かったこともあるのでしょうか?
忙しいクリスマス・シーズンということでの
手抜きの雰囲気は感じ取れませんでした。
実は今日も一個届いてます、クリスマス・ケーキ。
けっこうイベント好きじゃないか・・・。

考えてみれば、ケーキ屋さん達にとってクリスマスは、
ふ だん甘いものとかあまり食べないような人たちを
一気にその後も、自分の店へと向かわせる様にさせる
最大のイベント・チャンス。

いわば、洋菓子界、年に一度のビッグマッチだ。

ましてや、コンビニのカタログに
他の店のケーキと一緒に並べられて、
県内各地で一斉に注文がとられていく様な状況では、
そこに熱い火花が飛び散っていることだろう。

間違いない。

静かに、熱く燃える職人の魂。
それを宿したクリスマス・ケーキが
店頭という戦場に並び、
パーティー・テーブルというリングに上る(古館?)。
ナイフのきらめきはゴングの響き。
こ れ は 、と思わせたら勝ち。
クリスマスだからこんなもんだよね、とか思わせたら負け。
そんなふうに考えたら、イブの夜もけっこう熱いぞ。

年末、年始にかけて、
プロレス界では各団体がビッグマッチを行うが、
ビッグマッチはリスクも大きい。
ビッグマッチの失敗によって、傾いていった団体も多い。
興業を成功させ、初めての人や
ふだんあまり足を運ばないような人たちを
団体にひきつけて その後も一気にファンにさせる、
そういう試合をするには、やっぱり
これは、という驚きを与えることが必要である。
人を集める話題性と、
初めての人 で も なじみやすい雰囲気、
そして、魂をふるわせる感動。
これらを提供できてこそ、その後につながる
ビッグマッチの役割だと思う。

クリスマスが過ぎればおおみそか。
格闘技界最大のビッグマッチが行われる。
願わくば、われらプロレスファンにとって、
最高のハッピーエンドでありますように。
中邑が言っていた。
「プロレスファンは、おおみそか、僕で泣いて下さい。」
もちろん、悔し涙のこと ではない。
感動の涙。歓喜の涙。
史上最年少にしてプロレスの頂点IWGPチャンピオンに輝いた今、
あえて、最も危険な敵地のリングに向かう。
よく ぞ 言 っ てくれた、中邑よ。
ぼくはけっして「泣き虫」なんかじゃないけれど、
このコメントだけで、もう涙腺がゆるんできたよ。
わかったよ。
2004年は、ともに歓喜の涙で迎えよう。
こっちはもう、泣く気マンマンだぜ。

* 久しぶりに日常の話題を書こうと思った
 今日の日記ですが・・・
 結局は今日もプロレスの話でした。
 メリー・クリスマス。
 がんばった人の枕元には、
 明日朝幸せが届いてい ますように。

コメント

晶

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